正社員OLから、
CAに転職すると、
中東航空会社CAや
国内最大手や大手航空会社に
転職を決めない限り、
「給料が安い」
と感じるのが常。
しかし、
実際、どれほどの
人が
自分の「時給」を
計算しているのか・・・。
正社員のときでも
自分の「時給」って
計算したこと
ありますか?
「時給」換算すると、
実は、CAになった後も
正社員のときも
そうそう時給が変わらなかったり・・・。
正社員OLのときは、
旅行に大枚はたいていたのが
CAになってからは
IDで行けるので、
実質、変わりないな、ということだったり・・・。
先日も、
国内LCCに
内定された生徒さんから
「月の半分以上休みだったから、
給料が安いけど不満がない」
という趣旨のメッセージも。
私の持論としては
不満を言う人は、どの会社に
行っても不満を言うし、
楽しめる人は
どの会社に行っても
その会社で楽しもうとする、
か、転職の行動を起こすわけで。
(ただ、もちろん、
物事にはプラスマイナスありますから、
不満は「言える人」にぶちまけて
すっきりしましょう。
という観点から、生徒さんが
ぶちまけるのは歓迎です。
その航空会社のマイナス面も
わかるしね。)
ところで、
とても勉強になるので、
いつもそのメルマガを
楽しみにしている、
船原徹雄さんの
その文章を
ちょっとここに
ご本人に了承なく、
勝手にお借りします。
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したい方は末尾へ)
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2017号
「無駄な努力をしていませんか?」
こんにちは。
船原です。
最近、facebookにログインすると
「3年前の思い出」
とか
「5年前の思い出」
とかが自動で出てきますね。
船原はメルマガ書き始めて6年位になります。
Facebookで、このように、突拍子もなく、
昔の自分の投稿を見てみると、
「あぁ、あの頃はこんなこと考えていたんだなぁ、青いなぁ」
と、ちょっと懐かしい気持ちになったり
「あぁ、今読んだら、かなりいいこと言ってるわぁ」
と、自分が書いたとは思えないくらい
いい内容を書いていることも稀にあります。
昨日、facebookに出てきた投稿がすごく良かったので、
長いですが、ここで全文転載するので、
ぜひ読んでください。
----------
またまたテレビネタで申し訳ないのですが
(テレビっこなので、日本に来たらよく見てます)
昨日、NHK(多分)を見ていたら、
子どもの疑問に大人が答えるという番組がありました。
子どもの疑問はとても面白く、
大人にとって常識というか、あまり疑っていないことを
疑問に思っています。
悲しい時に、なんで泣かないの?とか。
そのなかで
「なぜ、同じ時間働いて、もらうお金が違うの?」
(父ちゃんは一生懸命働いてるけど、給料低いです)
という疑問がありました。
その疑問に関して、
ガレッジセールのゴリが出てきて
(経営者の視点からでしょうけれど)
「もらう金額の大小でやる気を引き出せる」
「でも、成果主義が行き過ぎるとみんなやる気が出なくなる」
という回答をしていました。
こういう疑問には唯一の回答はないと思いますが、
ちょっと微妙な回答・・・
まぁ、
僕も正確にこの疑問に答えられるとは思いません。
むずかしい問題です。
そもそも、
「収入に差をつける必要があるのか?」
という要素と、
「頑張りと収入はどういう関係にあるのか?」
という要素に、
この問いは分解できると思います。
前者ですが、
世の中には「共産主義」という考え方があって、
みんなの給料を同じにしようという主義があります。
そういう主義をとった国もあって、
その国がどうなったかは歴史の事実を見れば、
ほぼ解体されてしまいました。
それはなぜかというと、
みんなの給料を同じにすることは
結果的にその共同体全体の成長にはつながらず、
経済全体が縮小してしまったのです。
また、みんな同じと言っても
それを「分ける」立場の人がいるわけでして、
その人はものすごい権力をもってしまいます。
そうなると、
腐敗の温床になりますよね。
という反証もあって、
世界の大部分では、
みんなのお給料が違います。
給料というか、収入ですね。
ということで、
「収入に差をつける必要があるのか?」
という事に関しては、
現実的に社会が経済的に健全に成長していくためには
必要であると僕は思っています。
そういえば、
参議院選挙で日本共産党が躍進しましたが、
あの党の目標は
「日本を共産主義にする」
ということなのですが、
投票した人はそれを知っているのでしょうか?
日本共産党綱領
http://www.jcp.or.jp/web_jcp/html/Koryo/index.html
まぁそれは置いておいて、
次の
「頑張りと収入はどういう関係にあるのか?」
という要素について考えてみます。
お金という概念を媒介にして、
モチベーションを引き出すことができることは
理解できます。
番組内では
「より多くの価値を生み出した人に、
より多くの給料を上げるようにすれば
結果的に、全体的により多くの価値を生み出せる」
という言葉がありました。
これもまさに正しいですね。
ただ、
僕が思うことは、
頑張り云々の前に、
そもそも、自分がいる環境が
とても重要のような気がします。
どれだけ父ちゃんが稼いでいないと言っても、
一生懸命働いたら世界でTOP10%くらいの稼ぎを得ています。
日本人の平均年収が400万くらいですが、
それって世界的に見るとかなり多い部類です。
シンガポールで単純労働している人たちの
月収がだいたい800ドル(6万円)くらいです。
ほとんどの人が移民でして、
それでも自国で働くよりは多いそうです。
ということで、
やる気とか価値の創造とか、
その前にもっとすごい壁があるような気もしますね。
とりあえず、日本人であり、
日本に生まれたということだけで、
他の人達よりはものすごく収入が多いです。
そういう生まれながらの環境の問題。
あとは、
それとちょっと関連するんですが、
そもそも選んだ職業で収入は変わりますよね。
例えば、
コンビニで働いて年収2000万とかありえませんが、
外資系金融機関で働いたら年収2000万とかは普通です。
ゴールドマン・サックス証券は
平均年収が6000万円とか。
つまり、
どれだけ頑張って働いても、
そもそもスタート時点で収入はある程度決まってます。
だから、
頑張る云々じゃなくて、
もっと違う要素が収入を分けていそうですね。
僕としては、
ある程度、環境において収入のグループがあり、
そのグループの中での収入の多い少ないは、
頑張りが影響していると思います。
でも、
コンビニでどれだけ頑張っても
ゴールドマン・サックスの人には勝てないのと同じで、
頑張り以前のもっと重要な部分が
収入の多い少ないの大部分を決めているでしょう。
生まれた国、
話す言語、
生まれた年代、
など、個人ではどうしようもない生得的なことも
残念ながら収入にかなりの影響を与えています。
ただ、
どういう職業につくか、
そもそも自分で事業を興すのか、
どういう事業をやるのか、
など、
後天的な部分でもかなり収入は変わりますね。
僕が言いたいのは、
今の収入グループで頑張っても、
そのグループのTOPと同じくらいしか稼げませんよ、
ということです。
例えば、
あなたが年収2000万円になりたいと考えたとして、
でもあなたの会社の社長の年収が1200万円くらいなら、
どれだけ頑張っても
その目標はほぼ絶望的ということです。
というわけで、
異なる収入グループに入る頑張りをしたほうがいいですね。
あなたはどの収入グループに入ってますか?
それはあなたの理想のグループでしょうか?
ちがうなら、
移動したほうがいいですし、
移動しないと理想にはたどり着けませんね。
追伸 1
この
「収入グループ」
という考え方は非常に重要です。
例えば、
一度、上の収入グループに入ってしまったら、
どれだけだめになっても
その収入グループの一番下になるだけです。
年収300万から600万の収入グループの人、
年収1200万から2400万の収入グループの人、
前者の人がめちゃめちゃ頑張ったとしても
後者の人がまったく頑張ってない収入には勝てないのです。
だから、
収入グループを移動するには
考え方を変えて、
行動を変えないといけません。
僕はよく考えると
2度くらいこの収入グループを移動しました。
サラリーマンから起業したときと、
起業家から企業家になった時です。
今、またちょっと過渡期です。
次のグループに行けるかどうか・・・
---------
・・・という内容でした。
要は、
収入を増やしたいと思うのであれば、
違う収入グループにいかないといけない場合が多いということですね。
例えば、
年収2000万円になりたいとしたら、
サラリーマンをやっているとほぼ不可能ということです。
最近では
年収1000万円でも難しいかなと思います。
成果主義のベンチャー(当社のような)にはいるか、
外資系の金融機関とかですかね。
一方、
独立して年収1000万円相当を得るというのは
そんなに難しいことではありません。
2000万円も頑張ったらいけるレベルです。
ただ、最近思うのは、
サラリーマンで得られる年収1000万円と
起業して得られる年収1000万円は、
果たしてどっちが価値が高いのかなーということです。
船原としては、
サラリーマンで同額を得ている方が
価値が高いと考えています。
それはなぜかというと、
リスクを負っていなからです。
起業して、自分の資金や時間や人生をかけて、
ようやく手にする1000万円と、
サラリーマンとして、
会社に守られながら得られる1000万円では、
後者のほうが価値が高いでしょう。
ただ、まぁ、
これは単に金銭的な話であり、
時間の自由度が自分でビジネスしている方があったり、
年収というフローだけでなく、
会社という資産価値(ストック)が得られている起業家のほうがいいのでは?
という意見もありますね。
精神的な面ではどうでしょう。
船原は自分で会社をやっている方が楽ですが、
サラリーマンのほうが楽という人のほうが多そうです。
ということで、
何が言いたいのかというと、
自分が得たいものがきちんと得られるグループに属していないと、
自分が得たいものが得られないという
至極当たり前のことです。
当たり前なのですが、
自由な時間や大きな収入を望んでいるはずなのにサラリーマンをしていたり、
リスクを負わないことや安定を求めているのに会社を経営していたり、
逆の方面に属してしまっている人も多いですね。
そうなると
どれだけ努力したとしても、
「無駄な努力」
になってしまうかもしれませんよ。
一度、ご自身がどうなのか、
考えてみてはいかがでしょうか?
追伸
ちなみに
3年前の船原といまの船原、
収入グループはどう変わったのか?
今は明らかに
3年前より収入は低いです。
どやっ!
今は個人の収入よりも
会社の成長による会社の資産価値の向上をめざしています。
収入は生きていけるくらいあればいいですし。
今の事業の適正規模ってどのくらいかなーと考えてまして、
船原的には3年で3倍位、
年商30億円くらいは目指せるのかなと思ってきました。
ただ、今のまま拡大は非常に難しいので、
どこかで変革を起こさないとダメですね。
そういうところがビジネスのおもしろいところなので、
頑張っていきます。
もちろん、
あなたにもメリットが有る形で
当社は成長していきますので、
今度ともよろしくお願いします。
☆☆
と勝手に
船原徹雄さんのメルマガを
転載させて
いただきました。
CAの現在の最高年収は、
1000万を超えることは
ありません。
(あるならプライベートジェットCA
くらいです)
600万超え、
(日本女性の2割が600万超え
と言われています)というのは
国内最大手や中東CAで
長く勤めた場合。
ということは、
CAになる、
と決めた時点で、
「高年収は諦めている」
とも言えます。
高年収を求めるなら、
それこそ、
ゴールドマンサックスなどの
金融に入るとかいう
手段があるわけだから。
つまり
年収<やりがい
を求めて、
CA職についたってことですね。
だから、
CAに転職した時点で、
年収の不満を言うのは
どうなんだろうっ?
そこじゃないでしょ?
と
私なんかは思うわけです。
ただ、
別に年収を上げるには、
副業を行う、
という手段もあります。
恩師の石井裕之さんも
『自分の年収を上げることについて
必死に考えれば年収は上がる』
という趣旨のことを勉強会で
おっしゃっていました。
人間なんでも真剣になれば
やれるもんです。
例えば、
上記にご紹介した
船原徹雄さんのメソッドに従って、
海外に行けるCAさんなら、
手堅く物販をすれば、
「株」「FX」などと全く違って、
安全に年収を増やすことが
できるでしょう。
(前述の
月半分お休みって
言ってらした生徒さんも、
有能だから
少しずつ
物販している、って
報告してくれました。)
先月
欧州系航空会社CAさんと
お話をし、
その卒業生さんCAは
自分の時給を計算していましたが
日本の女性の時給の標準よりも
随分高かったです。
(しかし、月収が高いわけではない)
ということで、
CAに内定した後、
お給料のことで、
転職に迷う人、
CAになった後、
年収で悩む人、
といろいろいますが、
一旦、冷静に「時給」を
考えてみるのは
いいでしょうね。
船原徹雄さんの
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