The Pinot Project Delle Venezie IGT Pinot Grigio ROSE
このワインの
ネーミングは
ピノプロジェクト!
ぴったりなんです。
なぜなら、
これは、
ロゼワインなのですが、
なななんと
ピノグリ、
という「白」ワインを造る
ぶどうで
ロゼワインを
造っています。
ー美味しいー
という感想は
出なくても、
ーめっちゃ珍しい、
ピノグリでロゼなの?
それはちょっと飲んでみたいー
という感想が出るワインなのです。
【テイスティングノート】
アロマ(グラスを回さないとき)で
ライムやセージの香り。
ブーケ(グラスを回したとき)で、
バラの花びらの淡い香り。フレッシュなラズベリー
の香り。
アタック(味の第一印象)で
スッキリとした酸味を感じる。
その酸味が最後まで
永く続く。
クランベリーのような
爽やかな果実味を感じる。
アフター(後味)も
スッキリとした酸味が印象的な
ロゼワイン。
一瞬、
すっきりしすぎで
「とっても安価なワイン
なのかな?」と
思われそう。
とっても、
リッチな食事を
したとき、
それは、
ミートソースが
濃いラザニアを
食べた後に、
さらに
クリーム系のパスタを食べて、、、、
なんていうときに、
一見、
「スッキリしすぎ??」
というワインを
組み合わせるのです。
それは、
フルコースの
真ん中の
「お口直しのシャーベット」
と同じ効果で、
『濃厚なお料理を
洗い流してくれる』
というマリアージュ。
このマリアージュの
方向性は、
鎌倉の
美味しいイタリアン、
a Riccione
(ア・リッチョーネ)
⇩
の、
マネージャーの
飯田さん、
が、かつて
『ワイン会』を
お店で開催しておられたときに、
教えてくださいました。
(ああ、このワイン会、
素晴らしかったな~。
しかし、もう20年くらい経つよ)
という
「洗い流してくれる」
ワインの系統が
この「ピノグリロゼ」だと
思いました。
だから、
ワインを飲んで
一瞬、
「えっ!これ失敗かも?」
と思っても、
ぜひ、そこで
諦めず、
「どんなお料理とマリアージュを
させたら、このワインを
活かすことができるかな」
と考えるのは楽しいです。
ただ、
それでも、
「NG」なワインって
ありますよね。
そういう場合は、
「自家製フルーツ酒」や、
「自家製サングリア」
を作るのもお勧めです。
私は
ちょうど反対の
発想で、
「サンクスギヴィングに
アメリカ人みたいに
ターキーとクランベリーソースに
挑戦!」
(私は鶏にフルーツソース
大好きで)
と、
クランベリーを買ったはいいものの、
急に作る気が失せ、
(全く初志貫徹じゃないよ~)
「この張り込んだクランベリーは
無駄にしたくない。でも、
クランベリー、このままで
食べるにはすっぱすぎ」
と、
スーパーで一番安価な
白ワイン
(こういうとき、パックワインって
役立つわぁ)を
買ってきて、
単にクランベリーを
洗って、十分乾かして
入れただけで・・・
もう、こちら一年寝かせてますけど、
飲むと、
美味しいフルーツワイン。
食前酒にぴったりです。
(3ケ月くらい寝かせれば
飲めます)
⇩
日本の国産ワインとか
頂いたりして、
でもワイン好きは
日本の国産ワインとか
なかなか苦手な場合、
(注:最近は日本ワインも
美味しいものも多いけど)
お鍋に入れて、
弱火で沸かしながら
ほんとうに適当に、
シナモンやローズマリー、
ローリエ、クローブ、
(スパイスは特になくてもいい)
オレンジやレモンの輪切り、
りんご、はちみつ
などを放り込んで、
味見しながら
けっこう甘い飲み物を
造り、
それを、
冷蔵庫で冷やすと
美味しいし、
ここに
ソーダを入れて
自家製サングリア風、
レンジでチンして
ホットワイン、
など、
子供好きな人は
どんな可愛くない(?)
子供でも
「かわいい~💛」
と思ってしまうように、
ワイン好きと公言するなら、
どんな
美味しくないと思ってしまうワインでも、
可愛がってあげる、
ことにより、
ワインの神様
ディオニソス様も
喜んでくれるのでは?
と思っています。
逆に、
ビッグネームの
ワイン、
分かり易く言えば、
ボルドーの5大シャトーや、
ブルゴーニュのDRCなどは、
別にマリアージュさせる必要なく、
それだけで、十分です、
という人は多いですよね。
0コメント