わかっていないと振り回されるだけ⭐︎結局 何を大切にしたいのか?
私が月謝生の生徒さんに
CA就活を通じて
得てほしいことは、
「今後の長い人生も、何か目標を立てた時に
達成する力をつける」
「長い人生で自分がいつもハッピーな気持ちで生きる」
という2点なんです。
☆☆
私は関西学院大学法学部政治学科卒です。
法学部に入った理由の1つに、
『卒論がない』がありました。
法学部が卒論なしなのは、
司法試験を受けることが前提です。
しかし、
京大などと違い、
関西学院大学で司法試験を
受ける人なんて、
学部の5%もいなかったんじゃないかな。
大学卒業後に、
一度、
司法試験にあこがれて、
伊藤真さんの
あの有名な
「伊藤塾」
の伊藤真さんの
カリスマ講義を
見学に行ったことがあります。
そこで、
「耳を疑う」ようなことを
聞いたのです。
それは・・・・
「司法試験に合格しても
しなくても一緒なんです。
司法試験に合格しても
しなくても、
同じくらい尊い」
という趣旨の伊藤真さんの言葉。
はっきり言って、
当時の私は
「さっぱり!」
わかりませんでした。
さらに、
「同じくらい尊い
と言っておけば、
合格しなかった人も
高い授業料を支払って
納得するからかなぁ」
と
懐疑的な気持ちで
聞いていました。
しかし、
今なら、本当に伊藤真さんの
仰るとおりだ、
と心から思えます。
☆☆
とはいえ、
私は、
もちろん
月謝生さんが
「内定しなくていい」とは
思っていません。
「内定させる」と
覚悟しています。
でも、
一番大切なことは
実は
「内定」ではなく、
CA内定するくらいの
強い精神を形成すること、
これが一番
得てほしいことです。
そういう意味で言うと、
早期で内定してしまう人は
案外、
私が一番伝えたいことで
一番学んでほしいことを
伝えられないこともあります。
よく、
ブログ読者さんから
「そういう精神的なことを
教えるのですか?」
と聞かれますが、
全く教えません!!!
私は自己啓発のプロではないですから、
もし、自己啓発を習いたいなら
私では不十分です。
CA就活があまりに厳しいものなので、
生徒さんの方が自分で気づいて成長する
というのが正しいです。
もちろん
私の生徒さんなので、
自発的に私が勧める
自己啓発の本を読んで
気づいてくれる人は多いです。
☆☆
月謝生さんであっても
単発受講生さんであっても、
卒業生さんであっても、
私が大切だと
思うことは、
「とにかく機嫌よくハッピーに生きていること」。
しかし、
これがかなわないことや、
自分が何に対して本当にハッピーだと
感じているか、が
わからなくなってしまうことが
ありませんか?
それは
意識と無意識の両輪のバランスが
とれていないときです。
とっても
分かり易く言うと、
無意識では
A君のことが大好きで
たまらない、愛している、というレベルなのに、
意識ではBくんと親しくしてしまう。
意識ではA君を避けてしまう・・・。
こういう傾向のある人って、
意識と無意識(潜在意識)
のバランスが悪すぎる人。
あなたが
本当に好きな人に対して
「好きなんです!」(告白しなくても)
と、話ができる方が
ハッピーなのに決まっていますよね。
CA就活についても
本当は絶対CAになりたいのに、
いろんな理由をつけて
行動も起こさず、
悶々としている・・・。
本当は仕事で成功することが
自分の幸せではないのに、
バリバリ仕事頑張って
第三者的には、
人もうらやむ生活をしているのに、
自分は本当にアンハッピー。
とか。
☆☆
以前、
日本にお越しのときに
同行させていただいた
10万部突破の『脳にいいことだけをやりなさい(茂木健一郎訳)』
の原書の著者、
マーシーシャイモフさんも、
ベストセラー著者として
最初、
数万人が列を作る
講演をした晩、
「むなしくて、ホテルの部屋の
ベッドで泣いた」
と書いていました。
(しかし、その経験から
「理由は何もなくてもハッピー」
という境地に至る著作を最終的に書いたのです)
そうやって
大成功しても
全くハッピーじゃない!
というのも、
意識と無意識の
バランスがとれていない、ということ。
☆☆
「他人と比較しない」
「他人の目を気にしない(良い意味で)」
というのも、
これに通じます。
CA就活では
無論、相対比較だし
面接官の目を気にするのですが、
自分の人生においては
他人がどう思おうと
他人にはどう映ろうと、
自分が機嫌よくハッピーであれば、
それで大成功!
そして大成功が収められるのは
「自分は何にハッピーを感じるのか?」
をよく知っていて、(自分のことを知っている)、
自分の本心や無意識と意識が
きちんと合致している
バランスが取れている
という人なのです。
☆☆
CA就活はあまりに
難関なので、
自分をとことんまで
見つめねば内定しないし、
常に他者と比較されるだけに
「他者との比較をされても
自分で自分を卑下しない。
他者との比較に負けずに
昨日の自分と今日の自分を
比較して成長させていく」
ことの連続のお蔭で、
結局、
意識と無意識のバランスが
しっかりとれた状態、
「ああ、今後の人生もこの人なら
大丈夫」
という状態になるのかな、
って感じます。
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