TOEICリスニングのシャドウイングについて✈️

読者の方から

お便りを出版社にいただきました。

✈✈

この度は、数ある書籍の中から拙著をお買い求めいただき、誠にありがとうございました。

＞＞

Mp3プレーヤーを直接耳に当てる方法は、音漏れが激しく、家の者からクレームを言われます。

＞＞

のように、非常に苦心されて練習をしてくださって

ありがとうございます。

結論としては、練習している人は実感できなくても、「骨伝導」を使って音声機器を頭蓋骨のどこか（耳辺り）、に当ててシャドウイングの練習をすることで音声をよりクリアに体得することができるので、本に書いてあるとおりにしてほしいところです。

上達度合いで見ても、企業研修でお教えしていたときに、

「耳に当ててシャドウイングしても、イヤホンで聞いてシャドウイングしても変わらない気がする」とかたくなに受け入れてくださらなかった課長さんが、本のとおりに練習してくれた部下に追い抜かれている例はよく見ました。

しかし、

通勤電車の中でシャドウイングをする場合や、一人の時間が持ちにくい場合は、難しいですよね。

「イヤホンで聞いて、あるいは、遠くで音声を流してシャドウイングすると上達しないのか？」という問いについて、

＞＞

現在、リスニングのトレーニングは、CDの音声をmp3データに変換して、

小型mp3プレーヤーに取込み、胸ポケットに置いて（耳元から30cm前後）、密着型の片耳ステレオイヤホンで聴いてます。

この様な聴き方はやはり不可ですか？

＞＞

つまり上記の問いについては、

「不可ではありません。上達は無論しますよ！」が答えです。

本書では、ただ、より読者の方が最速で力をつけていただける方法を示しているのです。

＞＞

耳にプレーヤーを直接当てるとすれば、家の者が買い物などで不在の細切れ時間をつないでのトレーニングとなります。

＞＞

涙ぐましい努力をありがとうございます。これは、ぜひ、チャンスを狙って続けてください！

イヤホンなどで聞いてシャドウイングする方法は、

直接耳に当てる方法よりは進度が多少遅れるかもしれません。

でも、方法よりも最重要なことは「シャドウイングする！」という行動を大量に行うこと、「シャドウイングする時間を増やす」ことです！！！ぜひ、安心してそのまま練習を続けてください。

本書では、

「初習者の生徒さん５０人が５０人とも聞き取れなかった音のつながり」ばかり

集めています。

「発音できる音は聞き取れる」ので、

本書の中に出ている「音のつながり」が、全てシャドウイングできるようになれば、たとえ他の語句が並んでいても、同じ「音のつながり」（例えば, 本書に書いてある「語末のtとdに関して」なら、異なる語句でも語末にt,dがあるなら、同じ「音のつながり」です）ですから、

本書の中の１つの文章が聞き取れるだけで、他の異なる文章で同じ音のつながりが入っている文章も聞き取れるようになります。

だから、最終目標として、１つの音も漏らさずに無視せずに「シャドウイング」をしてほしいです。

勉強熱心な〇〇さんですから、以下のこともさらに実践してください。

ー英文１文シャドウイングしたら音声を止めてその意味を言う（TOEICは意味を明確に把握しなければ問題に正解が出ないので）ことを繰り返す。

ー倍速CDをかけて、英文１文ごとに音声を止めて、その意味を言う（頭の中で意味を思い浮かべるのでもいいです）

ー倍速音声でシャドウイングに挑戦する（初習者にはとても速いので、できない文章は〇をつけておいてください。TOEICテストの勉強を継続し、数か月経ったらできていることもあります。その時は成長したご自身をほめてください）。

TOEICテストは、正しい方法で勉強すれば、かけた時間に正比例して点数が上がります。

シャドウイングをしていると「上達しているからシャドウイングできているのか、文章を覚えてしまっているからシャドウイングできているのかわからない」という段階が来ますが、

それこそ、勉強を継続し成長している証拠です。完全シャドウイングは根気を要することですが、ぜひ、頑張って勉強を続けてください。朗報をお待ちしています！！

✈書籍詳細はこちらをクリック↓