この人の素養なら
大丈夫、
と月謝生さんになっても、
課題の提出が追い付かない、
何か?の理由で心にブレーキが
かかっている、
という理由で、
遅々としてCA受験が進まない
場合があります。
スクールに行っている人も
これから行く人も
自分のこととして考えてほしいのですが、
スクールに行ったから、といって
内定が決まったわけではなく、
結局のところ、
「自分で内定をつかみとる行動を起こす」
しかないのです。
現在までに
月謝生になった方の中で、
最初から
ののちゃんや、しおりーぬのように
ガンガン行動を起こして
月謝生期間に内定する人もいれば、
最長3年在籍された方も
いらっしゃいます。
(ただ、大体1年も在籍すれば
私は月謝がもったいない、と
思うので、警告は発します)。
1月に月謝生になった生徒さんの中で、
月謝生になっても
課題が全く提出された来ない生徒さんが
いました。
先日、
大阪春秋航空9C受験について
首都圏にお住まいなので、
「このままでは合格はしないので
行くか行かないかは、自分で決めていい。
内定する可能性が高いなら
行くように勧めるが、そうではないので
行っても行かなくてもいい、
しかし、行けば、行かないよりも
必ず成長はする」
という趣旨のメッセージを送り、
その生徒さんは、
大阪まで行きました。
そして、
随分成長して
メッセージを送ってくれたので、
そちらを紹介します。
彼女もブログにこうやって
掲載されたら、
後戻りはできないので
もっと頑張ってくれるだろうという
期待もこめて・・・。(笑)
☆☆☆
今回の大阪遠征ですが、行きはスターフライヤー、帰りはピーチを利用しました。成田
から家までが遠いので、早めの帰京にしました。
スターフライヤーは初めて乗りましたが、あの独自性に心底惚れました。
「かわいい」CAさんはいないですね。
パンツスーツの似合う、「カッコ良い」「美人」なCA像という印象でした。
ホテルに来たみたいな、ラグジュアリーな感じでした。機内のオーディオも、大手2社
より全然良いと思いました。美味しいコーヒーとチョコレートで、ホッと癒されましま
した。
お客として乗るなら大手二社よりスターフライヤーの方が個人的には断然好きです。
ピーチは「茶髪のボブヘアでかわいい人」が多いなと思いました。春秋の選考に来てい
る人もそうでした。楽しんで働いている感じ。
機内アナウンスの大阪弁が、東京人の私にも親近感を感じられました。
あと、今回のCAオーディション開催のことも機内アナウンスしていました。
大阪の人はコミュニケーションが濃くて温かいですね。電車の中で聞こえてくる一般人
の会話もいちいちテンポ良くて面白いし、「心斎橋駅はどっちですか?」って街中で訊
いただけでも「ここらの子ちゃうんか?!どこから来たん?堀江の方にシャレた店あん
で!」と教えてもらいました。
東京で「恵比寿駅はどっちですか?」って訊いてもぜったいこんなことにはならないで
す。
ピーチのチェックインカウンターで551の肉まんをリュックに詰めてたら(においが迷惑
になるので)、大阪のおばちゃんに「あら、あなたも551?」と話しかけられ、
(おばちゃんも551をかばんに詰めていた。笑)会話が弾みました。
その他にも大阪の人の特徴が1日ちょっとで沢山垣間見れて、興味深かったし勉強にな
りました。
みなさんやっぱり面白いんですよね。
ピーチの選考は、もしかしたら東京人ノリでいったらウケがよくないかもしれないなと
思いました。
(面白いだけで受かる世界ではないのは承知しておりますが。)
今回、はじめてCA受験のために遠征というものをしてみたのですが
正直、準備や移動にすごく疲れましたし、
「スタフラとピーチに乗る」という大義名分があったのでなんとかイニシャル敗退への
後悔の念を
最小限にとどめていられてますが、毎回あんなにお金も時間も体力も消耗するのは....
それが最終面接とかならいいのですが、イニシャルのたった30分のためにあれだけの
お金、時間、体力を使うのは大変でした。
でも「だからCA受験やーめた!」とはなりませんでした。
逆に、お金も時間も体力も(プラス、即落ちると精神も)これだけ消耗するなら
ただやみくもに受けるのは実に無駄なんだと感じました。
ちゃんと課題をこなして、見た目も話し方も文言もブラッシュアップしていかないと
ただお金と時間と体力と精神を無駄することは、もうしたくないという考えに至りまし
た。
1回大阪に受けに行ったくらいでこんなこと言っていたら、地方のかたに笑われてしま
うかも
しれませんが、今まで私は東京で、毎度家の近くで片道数十分・数百円の場所で簡単に
受けられていた
ので、地方から上京してきて必死で受験している方たちほどの真剣さが足りていなかっ
たのかもしれないと、今回の大阪遠征で思いました。
それから、
「どんな環境を与えてもそれに甘んじている人には何度もチャンスは来ない。」
という言葉に先日出逢い、その矢先に九州での震災があり、ハッとしました。
九州在住だったり、九州に家族がいたりして、CAを目指しているのにそれどころではな
くなってしまった人が沢山いるのではないかと思いました。
普通の生活が急にできなくなってしまった人が大勢いる中で、自分がこうして普通にCA
受験している今が、すごく恵まれた環境なのだと気付きました。私は、そういう人たち
の分までがんばるなんていえるほど崇高な人間ではないですが...ただ、もし今回の震
災が東京に降りかかっていたら、自分もCA受験どころではなくなってしまうかもしれな
いし、そもそも航空会社も採用どころではなくなってしまうかもしれないと感じました
。
今みたいに年に何度もLCCが採用活動をしていたり、ANAが1000人採るとかJALが軌
道に乗っている
なんてことはいつまで続くか分からないんだと気付きました。
何を悠長に過ごしていたのだろうと、今は感じています。
いい歳して恥ずかしいのですが、人生で死に物狂いで長期間何かを頑張ったことが久し
くないので
目の前のことから逃げかけていました。
でもそんな今の自分から脱却したいと思っています。
散々先生にご迷惑をおかけしてしまい、すでにかなり先生を呆れさせてしまっているの
はこんな私でも薄々分かっています。
本当に申し訳なく思っていますが、今はいくら謝って次からがんばりますと言っても
信頼も説得力もないと思うので、とりあえずこの後提出させていただく予定表に沿って
課題をこなしていく先で、「最初はどうなるかと思ったけど案外骨のあるやつだったな
」と思って
もらえるようになりたいです。
何卒、宜しくお願いいたします。
☆☆
私も
パーソナルモチベーターの講座を
受けたときに、
私以外の人は
随分私よりも先を行っていました。
しかし、
最終的に追いつくことができたと
自負しています。
きっと、
他の仲間から見たら
「地方競馬会から来た競走馬が
中央競馬会でこれほど
やってくれると思わなかった」
くらいの活躍ができていると思います。
(ギャンブラーではありませんが
比喩として)。
こちらの生徒さんも
私同様、
後で振り返ったら
「最初はどうなることかと
思ったけれど、杞憂だった」
ということになりますように。
さて、
自分が行動できないときは、
一気に大きく行動しようと
しても
無理があります。
人間は
「現状維持メカニズム」
に縛られるので、
急に、今までやってないことを
習慣にすることは
できません。
だから、
「何か始めよう!」
と思ったら、
まずは
とても小さいことでいいので、
そこから始めることです。
こちらの生徒さんの場合は
「毎週日曜日の報告書を必ず
時間前に返信すること」
「自分が決めた期限をぜったい守ること」
ですね。
最初は
「そんな小さなことから
はじめて
CA受験という大きなことが
達成できるの?」
と思うかもしれません。
しかし、
安心してください。
「成長」というのは
「正比例」的なグラフで
右上がりになっていくのではなく、
「反比例」的なグラフで
右上がりになっていくのです。
☆☆
こちらの月謝生さんが
「地方の人は
こんな思いで毎回
首都圏に来ている」
「現在、熊本で
被災している方は
CA受験どころではない」
と気づいたことだけでも、
素晴らしいことだし、
大阪に行ってよかったはずです。
やはり「行動」から
全てが始まる、と私も再認識しています。
☆
私も
首都圏で
心理の講座を受けるときに
地方からわざわざ出てきて
石井裕之先生の講座を
受けている人に
「地方からわざわざ来ているから
真剣度が違う」
と言われたことがあります。
「いつでも受けることができる」
と思っている人と
「自分が経済的にも時間的にも
やりくりして受けている」
と思っている人では、
講座で得られることも
違うのです。
その二者には
非常に大きな差があるでしょう。
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