アメリカ西海岸でマルサンヌルーサンヌ?
✈️中尾享子です。いつもブログ読破ありがとうございます。
先日の
ピノグリでロゼ、
というのが
珍しかったように、
この地域には
この品種は珍しい!
だからレア、
というワインを
先日
いただきました。
くださった人は
山梨に居住したときに
ワインをたくさん飲んで
美味しさに気づいた、
という趣旨のことを
言っていましたが、
山梨で飲む
日本のワインって
本当に
美味しいです。
ー日本のワインは、、、ー
と躊躇している人も
山梨 ワイナリー、
と検索すると、
この秋の時期は
たくさん
ワイナリー訪問のツアーとかが
あるので、
ぜひ試してほしいと
思います。
今回のワインは
アメリカ映画
サイドウェイ
でも
出てきた、
サンタバーバラという
ディズニーランドに
ほど近い、
カリフォルニアでも
南にある
ワイナリーのワインです。
カリフォルニアといえば
サンフランシスコにほど近い、
ナパヴァレー、ソノマカウンティが
有名です。
しかし、
上記の2つは
値段が釣りあがってしまって、
ものによっては、
コストパフォーマンスが
非常に悪いものがあります。
そして
ありきたり、ですよね。
しかし、
サンタバーバラで
かつ
品種がマルサンヌ、ルーサンヌという
ワイン。
マルサンヌ、ルーサンヌ、
は
フランスのコート・デュ・ローヌ
以南で
よく栽培されている
品種ですが、
カリフォルニアでは
珍しく、
そんな品種も
栽培しているの?
飲んでみたい!
となるワインです。
買ってくださった方は
非常に厳選して
買ってくれたのかな、
と気持ちが嬉しくなる
ワインですね。
(いつもブログのカテゴリが
ー安くて美味しいワインー
ですが、こちら決して安価では
ないワインです)。
エチケット(ラベル)にも、
マルサンヌ、ルーサンヌですよ、
と書いてあるのは
珍しいからだと
思います。
⭐︎テイスティングノート⭐︎
アロマ(グラスを回さない)で、
りんごみつ、洋梨、ローリエの香り。
ブーケ(グラスを回した後)で、
パイナップル、洋梨、若いマンゴー、
白胡椒、ナッツの香り。
アタック(最初の味の印象)は、
とてもなめらかで、上品な酸と
果実味のバランスを感じる。
中盤で、上品な酸味が
ふくよかな果実味をささえて
バランスの良さが続く。
アフター(後味)も、
果実味がふくよかながらも、
綺麗な酸味がそれを支えて
非常にバランスの良い、
白のスティルワイン。
⭐︎
マリアージュ(食事との相性)
は、実際に
鮭のグリルのセロリクリームソースに
合わせたのですが、
とても相性が良かったです。
マルサンヌ、ルーサンヌ
は
双子の品種と言われ、
一緒に栽培される
ことがほとんどです。
ルーサンヌの方は
うどん粉病に
冒され易いので
栽培が難しいのですが、
マルサンヌよりも
酸味があるので、
マルサンヌ、ルーサンヌ
をブレンドすることで
バランスの良いワインに
なります。
銘柄の由来も
書いてありますね。
インディアンの言葉から
来ているようですね。
そして!
ステンレスタンクだけでなく、
驚くべきことに
フレンチオークで
5-6ケ月寝かせている
という
非常に丁寧な作り方を
しているワインです。
それは
実は分からなかった!!!
アメリカのワイン🍷は、
樽樽していて
樽香が過ぎるものも
ある中、
ブーケで
ナッツの香りっぽいんだけど、、
と思いつつも
樽熟成はしていないのでは?
と思ってました。
なぜなら
カリフォルニアの
ワインの樽香って
樽香がしすぎる
印象が
あったからです。
アメリカでも
こんなに上品に、
サンタバーバラという
決して寒い気候では
ない場所で、
このように
上品な樽熟成を
している
品種も、
アメリカでは
珍しいワインに
巡り会えたことに
感謝しています。
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