ありえないほど感動した「幻花」☆山路梓さん☆戦時中で谷崎潤一郎の上流風景

専門書以外の小説などは

自分の心を休めたり、

自分のクリエイティブな部分を

刺激するのに、

非常に役立ちますよね。


近年で

深く感動したノンフィクションは

原田マハさんの

『楽園のカンバス』

(特にCAさんで

NYステイがあって

MOMA(ニューヨーク近代美術館)なんかに

行くと、さらに感動が増す)、


『澪つくし料理帖』

(時代小説は、

タイムスリップした気がして、

違う世界にいっちゃいますね)

などがありますが、


最近、高校時代の友人に

貸与してもらって、

読んだ本で、

あまりに

深い部分をえぐられた気がしたので、

ご紹介したいと思い、

アップしたい本があります。


現在、西宮で

書道教室を開いておられる

94歳?の山路梓さんの著書。

『幻花』です。


第二次世界大戦の時代に

適齢期を迎え、

婚約者が戦地に行ってしまった、

という本ですが、


実話に基づいているのと、

現在も会うことができる方、

ということで、


言葉にはできないほどの

感動があります。


ただ、

残念なのは

山路梓さんが

書家で小説家では

ないため、

書籍が絶版になってしまっていることです。


しかし、

心配無用。


Amazonでは少し中古品が

残っているようですし、


今までに出版された

どのような書籍や論文でも

それが有名無名にかかわらず、

「国会図書館」に行けば、

必ず、読むことができるのです!


私が恩師の講義を

受けたときに、

恩師が

「西川りゅうじん」先生の

本を読め、

とおっしゃいました。


しかし

絶版になっているので、


受講者が

「絶版になっているので読めない」

と言うと、


「読む気がない人は

どうやっても読まない。

読む気があるのなら

国会図書館に行けば、

読めるのだから、

やる気がある人は

どういう状況でもやる」

という趣旨のことをおっしゃっていました。

(CA受験でも同じです)


国会図書館といえば、


もう一つ、

私の大好きエピソードがあって、

「花子とアン」の

中園ミホさん(脚本家)のことです。


(CAドラマ

「やまとなでしこ」。

懐かしのところでは

赤西仁さんが出ていた

「anego」

「ハケンの品格」の)


中園ミホさんは、

ある脚本家の

おっかけで、

半ばストーカーと

化しており、


ある日

その脚本家に

「もう追いかけてくるな!」

と絶縁されて

人生最悪になっていたとき、

もう一度会うために

「自分も脚本家になるしかない」

と、

国会図書館で

それまでの

その脚本家や他の有名な脚本を

写経ならぬ

写脚本しまくり、


脚本スクールなどに

行かずに

脚本のイロハを

写脚本で会得したのが基盤で、


現在、

押しも押されぬ

NHK脚本家までに

なったということ。


ハリーポッターの

作者の

JKローリングも

言っていたことだけど、


「情熱」

が人生には

とにかく大事。ですよね。


そして

「覚悟」「本物のやる気」。


さて、

首都圏の方は

そういうわけで、

国会図書館で読むことはできます☆


「感動」

というのではなく、

「ふか~く感動」

心をえぐるような感動

って、

そうそうないのですが、、、。


さらに、

幻花の

二作目もあり、


そこでは

「ええええ~~~!!!」

と叫んでしまった

展開が待っていました。


この本、特に

二作目を読んで以降、


毎日、ごはんを食べることが

できるだけで、

涙が出るくらい感謝の念につつまれる、


それくらい

心のどこかをえぐる本です。


神戸・西宮・尼崎・大阪の方は、

絶対、月1度でも

山路梓先生に

書道を習いに行くだけで、

きっと

本物のエレガントが

身に付くとおもいます。


(小説を読めばわかるけど、

谷崎潤一郎の「細雪」に

見られるような、

成金でなく本物の

いわゆる昔の上流社会の

方だから。)


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