CA採用面接で迷ったときは常に接客の基本に立ち返る

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も大波の一部ですね☆



最終面接に向けて、

準備を進めているCA受験生も

多いでしょう。


CA採用面接では

もちろん、

想定外のことも

聞かれるし、

「圧迫」

(いつも言っているように

圧迫にしているのは

面接官ではなく

あなたなのですが)

的な質問もあります。


例えば、


(現役CAさんに)

「あなたの会社、

とても評判悪くないですか?

だから転職ですか」

という趣旨の質問が、過去あったのですが、


「えええ~、それひどいな」

と私も思いました。が、

卒業生さんは軽くクリアしていました。


面接の質問や

面接当日、どのように

ふるまうのが適切か?


と感じたとき、


あるいは、

日常生活で

CA受験を意識しながら

過ごす場合、


いつも

基本の軸は一つです。


世の中の道理というものは

何事においても

基本の軸というのがあり、

それは、

野球でも音楽でも

勉強でも、

「基礎」「基本」があって、


その軸をしっかり

しさえすれば、

迷ったときも

自ずから答えが出ます。


CA受験の場合は、

常に

「接客業なら、どうありたいか」

と考えること。


たとえば、

前述の

「あなたの会社

評判悪くない?」

についても、


(たとえば

あなたがJALのCAで

お客さまに

「あなたの会社

評判悪くない?」

と聞かれたとしたら、)


接客業に携わるものとして

「どう答える自分でありたいか?」

「どうしたら、搭乗している

お客様が機嫌よく降機してくれるか?」


という支点で(視点ではなく、

そこに軸を置く、ということ)

回答を出すとすれば、

自ずから出るし、

その答えは

接客業に向けてのあなたの人間性や

独自性があふれる回答になるはずです。


だから、

「基本」があり、

軸がぶれていないなら、

どんな質問が来ても

全く怖くないし、

少し言い淀んだとしても

自分の軸が定まっている人なら

相手にそれが伝わります。


普段の生活でも、

接客業でお客様に喜んでいただくように、

「相手は今どう感じているかな?」

「相手を喜ばせるために、どうありたいかな?私は」

と意識しながら生活すれば

それが面接での受答えの絶好の練習になっています。


そして、

そういうのが、もう

「面倒くさい!」というのであれば、

きっと、接客業には

向いていないのです。


私は別にCAは接客業に向いていない人だって

「なりたい」と思っていいという主義です。

日本では、まだまだ、CA経験者というだけで

ステップアップできる社会です。

私もその恩恵を十分受けていると自覚しています。


しかし、元々向いていない人が

CA受験するなら、さらに一層、

日常生活で、受験のときだけでも、

頑張って実践してみる、は必要です。


☆☆

「接客業に本当は向いていない」

人って、絶対存在して、

そういう人は

いろいろ理由をつけて

早々に辞めて行きます。


私もそうですけど

接客業にあまり向いていない、

華やかだからCAにあこがれている、

次のステップへとCA職に就く、って

なんだかNG人間みたいに感じてしまうし、

接客業が好きな人間の友人のほうが

非常に好ましいけれども、


接客業に向いていない人は

しかたない。別の道で輝くのがいい。


やっぱり、なんだかんだ言っても、

接客業の好きな人は

CAを長く続けます。

あるいは、CA職に戻ります。

(口うるさい私の

友人で大御所のCAでさえも)

接していて、

この人、本当に接客業好きなんだな、

って思います。ほほえましい。

(卒業生ブログのおちよさんとかは

そういうタイプだと思います)。


一緒に食事にいったら、

ぱっぱっ、と手際よく

食べ物をせっせと取り分けてくれて、

お世話焼きの

大御所CA友人も、

『ミス日本●●代表さんとかが

入ってくるけど、接客が本当に

好きじゃないと、続けられないのよ、この仕事は』

って、言います。

(あ~、でもそういう新人を

虐めているんじゃないの~。と虐める私。笑)


☆☆

ということで、


ネット上の過去問題に

対する答えに窮している

人もいるかもしれませんが、


ぜひ「基本」に立ち返ってください。

☆☆

「相手をよろこばせる」には

相手の観察に集中せねば

相手が

喜んでいるかどうか判断しかねます。


面接当日も面接官が私といて喜んでいるか?

を観察し出すと、全く「自分」を

忘れることになります。

すると、緊張なんて途中から感じないようです。


緊張するのは「自分」に意識が向きすぎ、

自意識過剰なんですね。あるいは準備不足。


どの内定者さんも

最終面接当日に言うことは、


「面接官の気持ちばかり考えていた」

「練習したことは意識しなくても自然にあふれ出てきた」

「あまり手ごたえがない」

です。


決して

「あたし、何言おうか?」

「え、これは作った模範解答を言えてる?」

「え、今の回答大丈夫?」

なんて、思ってはいない。


普段、お客様と接するときと

同じで、

たとえ一瞬関係性が悪くなっても、

それを最後には挽回して、

気持ちよく「降機」してもらう。

のですね。

☆☆


人間関係も全く同じで、

私も深層心理、

パーソナルモチベータ―の講座を

受けて以来、

「大切な人との関係性が

悪くなっても」

全く動じなくなりました。


「基本」がぶれなくなったからです。


言葉の使い方で

一瞬、関係性が悪くなったり、

行き違いがあっても、

「最終的に善意は通じる」ことが

わかっているし、


「関係性が悪くなって」そのまま、

なら、

相手にも私にもそういうステージが

来ただけだろうし、

それを無理に引き留める必要も全くないですし、

悲しく思う必要もないわけで、、。


と、「基本」が定まると

何も恐れるものがなくなります。


CA受験も本当にそうで、

「あ、この人、心理的な「軸」がもう

ぶれてないな」

と確信したら、

その人の好機に必ず内定します。

だから心配しない。


生徒さんでも

「●●さんのことは心配してない。もう大丈夫。」

と言うことがありますが、

そういう方は時期が早いか遅いかだけで

確実に内定するわけです。

☆☆

さて、冒頭の卒業生さん。


「おっしゃることはもっともです。ご搭乗いただく方には、評判が悪いことで心配や不安をかけてしまい、大変申し訳ないと思っております。評判が悪いから転職を考えている、

とお思いになられて当然だと思います。ですが私の本当の気持ちは別のところにございます。御社でフルサービスを経験して、大好きなサービス業をプロフェッショナルと呼ばれる域まで突き詰めてみたいと思う気持ちです。現職では、業界全体としては、あまり評判のいい会社ではないながらも、先輩も私も後輩も一致団結して良いサービスを提供しているつもりですが、さらに御社で●●や●●というサービスを、ぜひとも自分の一生の中で経験してみたい、というのが私の現在の気持ちで、ご理解いただければ有難く思います。」

と、本人の了承を得て、

報告書からコピペさせていただきました。


あ、真似してもダメですよ。

面接は「一部」ではなく、「包括的」なものだから、

全体があって、

この回答があって、

初めて内定した

一連の彼女の良さが出るものです。

また、見た目の雰囲気や答える声の調子もありますよね。


でも、

とっさに、よく

スラスラと出たね~

と反応すると、

「自分でも報告書を

書いていて驚いたけど、

むっとすることや動じることは

全くなく、

いつも言われているように

接客業だと思うと

自然に出た」

という趣旨のことを

言っていました。


確かに、面接官の質問を

「クレーム」と捉えると、


テクニック的にも

お手本どおりですよね(笑)。


「一旦、受け入れる」

「あやまる」

「傾聴」

「お客様の意図にそうように

答える」

の「傾聴」がない(もちろん面接だから面接官が

喋り続けるわけじゃないから、「傾聴」抜けます)

パターンだな~、

と膝を打ってしまいました。


「テクニック」では人の心は

動かせないし、

「気持ち」だけでも動かせない。

鍛錬を積むことで

「両方」が自然にあふれ出た、

という好例でした。

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