CA内定に向けて人生で一度も時間管理をしたことがない人へ☆
月謝生さんに
なっていただいて、
一番重要なことは
昨日申し上げたとおり、
「潜在意識にまで透徹するほどの強い持続した願望、熱意によって、目標を達成しよう」
ということと、
「時間管理」です。
「時間管理=タイムマネジメント」については、
例えば人生で高校受験・大学受験で
経験した人は、
CA受験でも威力や実力を発揮できるのですが、
今までの人生で一度も「時間管理」を
考えたことがない人にとっては、
最大の難所となります。
実際に、現時点で
その難所に挑んでいる月謝生さんも
います。
「時間管理」は、
以前、ブログでもお伝えした
小宮一慶さんの本や,
しおりーぬが
横浜の夜で宿泊したときでさえ
アイフォンに
入れて、
朝のしたくをするときに
聴いていた、
「七つの習慣」でも
触れられており、
人生は「時間」でできている、
という言葉のとおりですし、
どの人間にも平等に与えられている
時間をどのように活用するか?
を考えることが、
自分の人生を豊かにすることに
つながるのは必至です。
大学受験生はCA受験生よりも
平均的にやる気十分なので、
時間管理に対して
誠実で真摯です。
『人間は同じ24時間もっているけど、
それを48時間にする人もいれば、
0時間にしている人もいる』
と言っても、理解しようとしてくれますが、
CA受験は
結局やってもやらなくても
人生はつつがなく過ぎていくものなので、
真剣に考えない人もいます。
私が「時間管理」を
真剣にテクニックとして実践するように
なったのは、以下のような
エピソードからです。
例えば、私もそうでしたが、
10~30代半ばのころって
考え方が浅いので、
周りに成功した人・お金持ちになった人
を見ると、
「単にラッキーだった」
「自分と条件が違うから」
と思いがちです。
たとえば、
身長が低い人は
「身長が低いから」とか
学歴が短大な人は
「短大だから」とか、
結婚している人は
「結婚しているから」
高齢な人は
「若くないから」と。
しかし、実は、そうやって
自分が「できていない」ことを
一生懸命回避するような
免罪符になる理由を必死で考えている。
そして、
「お金持ちなのは何か悪いことを
しているからに違いない」とか(笑)。
「出世したのは上司にこびたからに
違いない」とか(笑)。
ズバリ言いますが
その思考回路から抜け出せない限り、
人生は全く豊かにならないです。
精神的にも経済的にも。
☆☆
私が代ゼミで教えていて、TOEIC875点保持者だったころ、
「870点以上(評価A)」ということで
自分のスコアに満足していました。
「800超えてます」と言うと、
「ほ~っ、すごい」と言ってくれる人が
多かったからです。
ある日、大学の同級生であるYと飲みに行きました。
ふとしたことでTOEICの話になり、
そこでYが「900点超え」をしていると知ったのです。
「え~?!」
Yは大学の英語の授業では
「英語ができるこのワタシ」がノートを貸してあげて、
そのお蔭で単位が取れた?(笑)はずです。
TOEIC「900超え」なんていつの間に…!
しかも、こんなことまで言われたのです。
Y君『オマエ、
英語教えてるんやろ?
英語を人様に教えてる人間が900超えしてない、なんて恥ずかしいで』
ワタシ(ガーン!)『じゃぁ、今度勉強のしかたおしえてよ』
Y君『オッケー。じゃぁ、問題集買って持って来いや』
そして数ヵ月後、問題集をたずさえて会うと、
いきなり計算機を出して
問題集の全ページ数をTOEIC受験までの日数で割って、
1日のノルマをはじき出しました。11ページもあります。
ワタシ『え~、あたし11ページもムリやわぁ。仕事で忙しいし』
と言うと、
次に上質の革張りのA4版のスケジュールノートを取り出して
(Y君は若いのに会社の取締役なのです)、
ミシン目の入った白紙の部分に、
6:00~7:00、7:00~8:00、8:00~9:00、…と書きはじめました。
Y君『何言うとん。
勉強する時間がないなんてありえへんで。
絶対どこかにあるはずや。
あしたから1週間の間、
朝起きてから1時間ごとに何をしたか書いて、
勉強できる時間を見つけてみぃ』
とミシン目を切って手渡してくれました。
ワタシは『サブーイ』と思い、
さらに『ゲッめんどくさ~い。
しかも、こんなこと1時間おきにゼッタイやらないよ~ん』と、
その6:00~7:00…の紙は有難く受け取ったものの、抹殺しました。
数ヵ月後、
タイバンコクのホテルでチェックアウトしようとした時、
隣でチェックアウトをしている男性の声が聞こえてきました。
明らかにnativeではないのですが美しい英語を話しています。
男性版、緒方貞子さん、というトコロでしょうか。
顔を見ると、『え~っ?!S??』
大学の同級生だったのです。なんという偶然…。すごすぎ。
しかし、今から考えると、この偶然に感謝せずにいられません。
Sくんはとてもリッチになっていたので、
バンコクでゴルフ三昧に来たそうです。
ワタシ『どしたん?英語めっちゃうまなっとうやん』
S君『ありがとう』
・・・・・・・・・・・
ワタシ『そういえばY君もTOEIC900超えやって。すごいよなぁ』
S君『俺もやで』
ワタシ『え~っ(驚)』
(いつの間に…。しかもS君も大学ではワタシがノートを貸したはずだけど…。)
ワタシ『じゃあ今度TOEICの勉強のしかた教えてよ』
今度こそ「900超え」の裏技を聞いてやるぞ、
と喜んでS君と飲みにいくことにしました。
Y君に会った時と同じように
「…でもさぁ、あたし仕事で忙しいし…」と言った途端、
目の前で今まさに起こっていることが信じられませんでした。
S君の動きがスローモーションにさえ見えました。
なななんとS君もY君と同様、
紙を出して6:00~7:00、7:00~8:00、…と書きはじめ、
まるでしめし合わせたように
Y君と同じことを言うではありませんか。
馬鹿で愚かなワタシも、
この瞬間にやっと気づいたのです。
「サブーイ」のは彼らではなくワタシだったのです。
彼らは卒業してから仕事で忙しい中、
一生懸命時間を見つけて
少しの隙間時間で勉強を重ねていったのです。
ワタシは彼らが二人とも大成功しているのを、
単に「運がいい」とか「ワタシは女だし」など
のつまらない言葉で片付けて、
自分の至らなさや頭のカタさやダメな部分を
棚に上げていただけだったのです。
そのように、小さな小さな努力を懸命に積み重ねている人が
成功しないわけありませんよね。
大学の時には机を並べて同じだったはずなのに、
一方は小さいことを馬鹿にせず実行に移し、
一方は小さいことをサブイと笑って、
それがこんなに大きな差になるんだ、
と涙が出るくらい実感した出来事でした。
その時はさすがにS君に貰った紙を、
次の日1日中ポケットに入れて、
1時間ごとに自分の行動を記録しました。
意外にも、30分ですむであろう買物に1時間もかけていたり、
ある仕事と別の仕事の移動時間にボ~っとしていたり、
昼食に1時間半もかけていたり…
一番NGなのはTV(だから捨てました)・・・
ということが次々とわかったのです。
彼らの言うことを素直に聞いて勉強を始めた私が
1年未満に
900超えしたのは言うまでもありません。
1日の行動表で時間を無駄にしていないか見つけてみましょう!
『え~っ、こんなめんどうくさいことできないよ~』
と心の中で叫んでいるあなた、わかります~。
昔のワタシとおんなじですね★
でも、まぁ、そのままだと、
成長は望めない、ということ。
だまされたと思ってやってみてください♪
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