Ernest Rapeneau Champagne at Epernay
フランスのシャンパーニュ地方。
とひとくちに言っても、
実は、
シャンパーニュ地方は
たくさんの地域に
分かれているのです。
だから、
パリから非常に
アクセスしやすい
シャンパーニュ地方であっても、
自分の大好きな
シャンパーニュのシャトー訪問は、
地域を事前に調べておかなければ、
各所に点在していて、
効率的にシャトーめぐりが
できなかったりします。
本日、ご紹介するのは、
EPERNAY(エペルネ)
という地域の
シャンパーニュです。
私も
エペルネは
大好きな地域で、
大好きなシャンパーニュの銘柄が
たくさんあり、
モエエシャンドンのような
大型のシャンパーニュシャトーが
ある
REIMS(ランス)とは
異なり、
その町の雰囲気も
大好きなのです。
シャンパーニュの
地域全部制覇、
というのは、
まだまだ
ひよっこのワインラバーである
私ですから、
もちろん達成していません。
例えば、
卒業生ブログの
しおりーぬに
非常に珍しい
AIという地域
のシャンパーニュを
いただいたことがあります
(「愛」みたいで心が躍る💛)⇩
そのAIなどは、
なかなか
行く人は少数でしょうね。
☆☆
レモンイエロー色。
泡立ちは細やかで、長く続く。
トースト・ブリオッシュ・ナッツ・
花梨・煮たりんご・オレンジの花の香り。
アタックで溶け込んだ泡と
綺麗な酸味を感じる。
中盤で果実味のふくよかさを
感じ、
後味は、溶け込んだ泡と
果実味と酸味のバランスが
見事な印象。
余韻がとても長く残る。
ヒラメの焦がしバター炒め、
海老のラビオリにトマトクリームソース
エッグベネディクト、などに合いそう。
☆☆
シャンパーニュの
香りの特徴は、
「ブリオッシュ」
「トースト」
です。
ぜひ、
シャンパーニュを
飲む機会がある方は、
これらの
香りを探してみてください。
そして
その香りは、
酵母の香りから
きているのです。
酵母を瓶熟成した香りです。
今回、
家族に
このエペルネの
シャンパーニュと、
美味しいスパークリングワインと
両方をグラスについでもらって、
いわゆる
「芸能人格付けクイズ」
のように
「一体、どっちがエペルネのシャンパーニュ?」
と
クイズを出されました。
こういうの、
とっても燃えます!!!
最初、
香りをいただいたときは、
「絶対こっちがシャンパーニュ!」
と思ったのに、
実際に
味わってみると、
どちらもとても
美味しくて、
一瞬、戸惑ってしまいました。
(その戸惑ったときの
家族の嬉しそうな顔ったら!!)
ただ、
皆さんもご存じのとおり、
あの
「芸能人格付け」の
高級ワイン当て、で、
叶姉妹、
GACKTさん、
は、
「飲まずに当て」ますよね。
そうなんです!
「どっちが高級ですか?」
と言われたとき、
信じるべきなのは
「香り」。
石田純一さんとか、
絶対、高級なものを
召し上がっているのに、
当てることができない、のは、
「別にワインに興味がない」
「味で選んでいる」
からでは?と
感じます。
それに
絶対TVのスタッフは、
「間違ってもおかしくないくらい
美味しいワインを厳選している」
とも思いますね。
卒業生さんや
気の置けない
ワイン好きの友人が
訪ねてきたときに、
ゲームとして、
「どっちが高いワインか?」
と当ててもらうことがあります。
私は
事前準備ができるときは、
とっても美味しい
値段が爽やかなワインを
見つけるのは得意なので、
けっこう皆さん
騙されてくれます。
ということで、
もちろん
「いや、信じるべきは香りだ」
と立ち直り、
シャンパーニュを
見事当てたのですけど、
「ブラインドテイスティング」
って、
本当に当たらないものなんです。
だから、
プロではなく単なるワイン好きと
称する人が、
たとえ毎日高級ワインを飲んでいても、
ブラインドで当てられないことは
ぜひ
責めないでいただければ、
と思います☆
田崎真也さんレベルに
ならなければ、
品種・ミレジム・国・銘柄
まで
当てることはできないのでは
ないでしょうか?
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